アーウィン・Z・ホフマンの
精神分析
本講義では関係精神分析の代表的な論客であるIwrin Z.Hoffmanの理論について解説します。Hoffmanの構成主義的な観点や、主著のタイトルにもなっている儀式と自発性の弁証法などについて取り上げています。
アントニーノ・フェロの
精神分析フィールド理論入門
本講義ではイタリアの精神分析家であるAntonino Ferroのフィールド理論について紹介します。南アメリカのBarangerらの二者的フィールド理論をもとに、Bion理論、そして物語論などを結び付けた彼の理論や技法について取り上げています。
治療構造について
「精神分析的心理療法のはじめ方」シリーズ第3弾の本講義では、精神分析的心理療法をはじめるにあたって、最初に踏まえておく必要がある治療構造がテーマとなります。自分がどんな治療構造の中で臨床を行っているのかを考えることの重要性を解説します。
抵抗について
「精神分析的心理療法のはじめ方」シリーズ第4弾の本講義では、精神分析的心理療法では治療者はどんな介入をしているのかについて解説します。そして、その中で特に抵抗分析に焦点を当てて具体例を交えながら紹介をしています。
転移について
「精神分析的心理療法のはじめ方」シリーズ第5弾の本講義では、現代の精神分析の中心的なテーマである転移について取り上げます。転移とは何か、臨床場面でどのように理解したらよいのか、そして、転移解釈の注意点などについて解説しています。
逆転移とエナクトメント
「精神分析的心理療法のはじめ方」シリーズ第6弾の本講義では、前回の転移に続いて、逆転移を取り上げ、その重要性や注意点などについて説明します。また、後半はエナクトメントの概念について解説をしています。
映画で学ぶ精神分析「Drive My Car」
アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』を取り上げています。主人公とドライバーの関係と治療者・患者関係を照らし合わせながら、作中で語られる物語を夢分析の方法を用いて読み解いていきます。
映画で学ぶ精神分析「危険なメソッド」
映画で学ぶ精神分析シリーズの第二弾。今回はフロイトに親しんでいただこうと思い、フロイト、ユング、シュピールラインの三人の関係を描いたデヴィッド・クローネンバーグ監督の『危険なメソッド』をとり上げました。フロイトを読む箸休め的に、フロイトの時代に思いをはせるために、どうぞお気軽にご覧下さい
映画で学ぶ精神分析「ブレードランナー」
映画で学ぶ精神分析シリーズの第三弾。SF映画の金字塔『ブレードランナー』を取り上げました。人造人間<レプリカント>とASDとの共通点とは? ブレードランナーたちが駆使するフォークト=ガンプフ共感性テストとは心理検査なのか? 劇中の検査場面の様子を詳細に読み解いていきます。