(しらはせ・じょういちろう)
1986年に医学部を卒業して、その後精神科医として、主に思春期患者とパーソナリティ障害患者を対象に精神分析的精神療法と精神力動的入院治療を行ってきました。
その傍らで病棟運営や、コンサルテーション・リエゾンに携わることを通して、集団、組織、そして環境のもつ「人を守り育む力」実感するようになりました。
その力は、心理的重圧がかかると容易に損なわれることも知りました。
そう気づいたことで、自分の学んできた精神分析的な知恵を集団や組織に応用する可能性を考え、実践するようになりました。
 
2009年から開始した、産業精神保健事業KEAP(Keio Employee Assistance Program)は、その実現した取り組みの一つです。
2020年4月から勤務している、東京都済生会中央病院健康デザインセンターでは、産業精神保健事業に加え、「病院の新しい形をデザインする」というミッションに取り組んでいます(https://www.hcd-hub.jp/magazine)。

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組織×精神分析—その解法を考える—

[講師] 白波瀬丈一郎(東京都済生会中央病院健康デザインセンター)

 
[概要] 精神分析の知恵とフィールドワーク(アクションリサーチ)の手法を用いることで、臨床家が組織で生き延び、そして組織に貢献することができる可能性について述べました。精神分析的な実践の新たな可能性を示しています。
 
[公開日] 2022/03/20
[時間] 50分
[vimeo VOD内の動画番号] 43

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