(とりごえ・じゅんいち)
臨床心理士・公認心理師・精神分析家(NAAP精神分析協会・SMP精神分析協会認定)、博士(精神分析学)。現職:開智国際大学 教授、南青山心理相談室、青山心理臨床教育センター。早稲田大学教育学部卒、早稲田大学文学研究科心理学専攻修士課程修了、Boston Graduate School of Psychoanalysis 臨床精神分析学博士課程修了。近年はコロンビア大学精神分析訓練研究センターにてKernbergの転移焦点化精神療法の訓練を受けながら、臨床実践を行っている。訳本「精神分析マインドの創造」(金剛出版)など。

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米国現代自我心理学FRED BUSCHの治療戦略ー精神分析マインドを育てる聴き方・話し方ー

[講師] 鳥越淳一 (開智国際大学/南青山心理相談室/青山心理臨床教育センター)

 
[概要] 米国現代自我心理学者の論客Fred Buschの分析的アプローチについて解説する。伝統的に自己分析は「分析家の分析機能への同一化の結果である」と説明されることが多いが、Buschは「分析家がどのように分析するかの結果でもある」と述べている。分析の仕方というより一般化しやすい要素に分析の成果を帰属させるのは、分析治療のマニュアル化にも通じる試みである。どのような順序で、何を、どのように分析するのか、Buschアプローチの治療戦略を紹介する。
 
[公開日] 2023/3/18
[時間] 58分
[vimeo VOD内の動画番号86] 

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