病態水準の概念と臨床的な意義:松本英夫氏

本動画の紹介

DSMの台頭により心理職にとって操作的診断基準を学ぶことがクライエント理解にとって最も重要なポイントのひとつとなっている。その一方で、旧来的な病態水準に関する学習機会は少なくなり、その重要度に気づかないまま心理療法を実践していることが珍しくない時代となっている。講師の松本氏による「処方の決定のため医師にはDSMが必要だが、心理療法を行う心理職が病態水準の知識を持たずしてどう面接を行うのか」とのコメントから本動画は作成されるに至った。心理療法をコンダクトする上で必須知識である病態水準について振り返る機会として、本動画を活用いただきたい。

講師紹介

東海大学名誉教授。東海大学医学部精神科学教授(領域主任)を定年退職後は、丹沢病院、メンタルクリニック・ダダで非常勤医師として勤務。専門は児童青年精神医学。精神科専門医・指導医。精神保健指定医。医学博士。一般社団法人日本児童青年精神医学会監事。日本ADHD学会常務理事。日本青年期精神療法学会理事。精神力動的児童臨床研究会運営委員。青年期精神療法誌編集委員。

著書に『乳幼児精神保健の基礎と実践ーアセスメントと支援のためのガイドブック』(編著、岩崎学術出版社)、『心とかかわる臨床心理ー基礎・実際・方法ー』(共著、ナカニシヤ出版)、ほか。

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