臨床論文におけるオリジナリティについて
[①シンポジスト 及川卓]
[目次]
・臨床論文におけるオリジナリティについて考える~オリジナリティVSガラパゴス化
・日本が誇る『オリジナリティ=独創的・独自性』とは、単なる”ガラパゴス化”ではないのか
・個性や独自性と同調圧力
・日本サイズ⇒島国サイズ・ムラ社会(地政学的特徴)
・輸入文化・輸入業者たちが評価されることに関連して、比較研究が好まれる
・翻訳の権威付けと過大評価(マルクス主義を一例として)
・「治療構造論」の実体化 本来は「関係性を構築する『場』として理解されるべきもの
[概要]
本動画はNAPI精神分析的間主観性研究グループが主催する第7回定例会(2023.12.3)で行われたシンポジウムを録画したものです。3人のシンポジストが登壇してそれぞれの事例論文におけるオリジナリティについて論じ、指定討論と全体のディスカッションを行っています。
[公開日] 2024/8/3
[時間]39分
[vimeo VOD内の動画番号130]
(おいかわ・たく)
・1975年:法政大学文学部哲学科卒。
・1982年:駒澤大学大学院・人文科学研究科・心理学専攻・博士課程修了
・1983年〜1994年にかけて、群馬大学教育学部・金沢大学大学院教育学専攻。
横浜国立大学教育学部大学院において非常勤講師。
・1979年〜1981年:精神分析セミナー・事務局長
・1990年〜1993年:Archives of Sexual Behavior (Editorial Board:国際編集委員)
・1991年:『及川心理臨床研究所』開設。今日に至る。
資格:臨床心理士、日本性科学会・『認定セックスセラピスト』
役職:日本精神神経学会・小委員会・委員 / 日本青年期精神療法学会・理事