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IPPサイコセラピー・プロセス研究所とJFPSP自己心理学協会との業務提携により、年間数回程度、公開セミナーを企画して参ります。少人数制のコースワークとは異なり、多くの専門家のみなさまにお越しいただくことができる内容を提供いたします。医師・臨床心理士としてすでに現場で実践に当たっておられる先生方だけでなく、臨床心理学系修士大学院生の方々、またこの領域に関心をおもちの教員・看護師・PSW・SW・SSWのみなさまにもご参加いただくことができます。
今年度の企画では、ニューヨークより間主観性理論の専門家をお迎えいたします。TRISP現代自己心理学研究所で教員を務めておられる、ドリス・ブラザーズ博士による通訳付き講義および事例検討を6月に開催いたします。トラウマ、フェミニズム精神分析、間主観性理論、倫理的転回の専門家による、最前線の議論です。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。

IPPサイコセラピー・プロセス研究所副所長
 森 さち子

日 時  2018年6月24日(日)  10:00~16:00 (開場 9:30〜)
会 場  JR信濃町駅徒歩圏内

講 演  10:00 ~12:00
 「トラウマの精神分析と精神分析家の愛他性〜倫理的転回の最前線」
講 師  Doris Brothers, Ph.D.(TRISP現代自己心理学研究所)
司 会  貞安 元(慶應義塾大学)
通 訳  葛西 真記子(鳴門教育大学)
     富樫 公一(甲南大学/栄橋心理相談室)

グループスーパーヴィジョン  13:00 ~16:00
講 師  Doris Brothers, Ph.D.
事例提供 佐野 翼(児童福祉施設心理士)
通 訳  葛西 真記子・富樫 公一

参加費 (1) 大学院生(修士課程・博士課程前期・専門職学位課程)…4,500円
    (2) JFPSP研究グループ会員…5,000円
    (3) その他守秘義務を有する専門家…6,500円
※「その他守秘義務を有する専門家」とは…医師、臨床心理士、教師、看護師、PSW、SSWなど、守秘義務を負う資格を持ち、現在臨床現場で現に心理臨床活動を行っているか、またはその指導に当たっている専門家を指します。あるいは、そのような専門家になるための訓練を受けている方も含みます。

※本セミナーは臨床心理士資格更新のための研修ポイント(参加者は2ポイント)への申請を予定しています。ポイントを取得するためには、午前・午後すべての出席が前提となります。
※本セミナーは公益財団法人精神分析武田こころの健康財団からの研究助成を受けています。

米国Ph.D. in Clinical Psychologist
臨床心理学博士課程でStolorowに指導を受ける
TRISP自己心理学研究所ファカルティ・スーパーバイザー・訓練分析家
NY州で精神分析臨床家として個人開業
国際自己心理学会(IAPSP)評議委員・運営委員・秘書
国際自己心理学会(IAPSP)オンラインニュースレター編集長
『Psychanalysis, Self and Context』誌 編集長
著作に『Toward a Psychology of Uncertainty: Trauma-Centered Psychoanalysis』(2008)、『Falling Backwards: An Exploration of Trust and Self-Experience』(1995)など。