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IPPサイコセラピー・プロセス研究所とJFPSP自己心理学協会との業務提携により、年間2-3回程度の、公開セミナーを企画して参ります。少人数制のコースワークとは異なり、多くの専門家のみなさまにお越しいただくことができる内容を提供いたします。医師・臨床心理士としてすでに現場で実践に当たっておられる先生方だけでなく、臨床心理学系修士大学院生の方々、またこの領域に関心をおもちの教員・看護師・PSW・SWのみなさまにもご参加いただくことができます。
本企画の初回には、ニューヨークより児童・青年期の専門家をお迎えいたします。間主観性理論の老舗の一つであるIPSS主観性研究所で教員を務めておられる、エイミー・ジョエルソン氏による通訳付き講義および事例検討を8月に開催いたします。難解と思われることもある間主観性理論を、平易で、クライエントの体験に近いことばで理解する好機となることと存じます。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。

IPPサイコセラピー・プロセス研究所副所長
 森 さち子

日 時  2017年8月13日(日)  10:00~16:00 (開場 9:30〜)
会 場  慶應義塾大学病院2号館11F中会議室

講 演  10:00 ~12:00
 「An Adolescent, her iPhone, and her Analyst: An Intersubjective Choreography」
講 師  Amy Joelson, L.C.S.W.(IPSS主観性研究所/NIP精神分析研究所)
通 訳  富樫 公一(甲南大学/栄橋心理相談室/ニューヨークTRISP自己心理学研究所)

グループスーパーヴィジョン  13:00 ~16:00
講 師  Amy Joelson
事例提供 吉田 夕佳(山形大学医学部附属病院)
通 訳  富樫 公一

参加費 (1) 大学院生(修士課程・博士課程前期・専門職学位課程)…4,500円
    (2) JFPSP訓練研究所正規訓練生…4,000円
    (3) JFPSP研究グループ会員…5,000円
    (4) その他守秘義務を有する専門家…6,500円
※「その他守秘義務を有する専門家」とは…医師、臨床心理士、教師、看護師、PSWなど、守秘義務を負う資格を持ち、現在臨床現場で現に心理臨床活動を行っているか、またはその指導に当たっている専門家を指します。あるいは、そのような専門家になるための訓練を受けている方も含みます。

※本セミナーは臨床心理士資格更新のための研修ポイント(参加者は2ポイント)への申請を予定しています。ポイントを取得するためには、午前・午後すべての出席が前提となります。


IPSSニューヨーク主観性研究所ファカルティ/コーディネート委員/通信教育主任
NIPニューヨーク精神分析研究所ファカルティ
JFPSP日本精神分析的自己心理学協会連携教員
南アフリカ ケープタウン自己心理学グループメンター
国際自己心理学会(IAPSP)評議員
Psychoanalysis, Self and Context 編集委員
近著に"I think, therefore I am not alone: Thinking obsessionally in a rerlational world(我思う、ゆえに我ひとりにあらず〜関係世界において強迫的に思考するということ)"
ニューヨークにて個人開業。専門は、大人・子ども・青年期を対象とした心理療法および精神分析療法