精神分析的アプローチとは
[講師] 富樫公一(甲南大学/栄橋心理相談室)
[時間] 73分
[概要] これから精神分析的心理療法を実践したり、実践を始めたばかりの方を対象として、力動的理解をするだけでなく、臨床実践を精神分析的なものにするために注意しなければならない点についてわかりやすく説明し、その具体的な方法と、理論的背景を解説する。
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日本の精神分析(的心理療法)の歴史
[講師] 山崎孝明(こども・思春期メンタルクリニック)
[時間] 66分
[概要] 本講義では、日本の精神分析/精神分析的心理療法の歴史について扱います。日本における土着化の過程を「週一回」という特殊な設定に焦点を当てて説明し、その後日本の精神分析の現在、未来についてもお話しします。
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メラニー・クライン入門〜その人物と業績
[講師] 福本 修 (代官山心理・分析オフィス/恵泉女学園大学)
[時間] 63分
[概要] Melanie Kleinの生涯と仕事の発展について、Melanie Klein Trustの資料およびWllcome財団所蔵のMelanie Klein Archiveを活用して概説する。彼女の背景には母娘関係の難しさがあり、彼女の心の理論には、最早期からの心の成長とそれを困難にする因子を捉えようとしている側面がある。またクラインの臨床素材から、より詳細な理解と探究が可能であることを例示する。
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子どもの精神分析心理療法
[講師] 鵜飼 奈津子 (大阪経済大学)
[時間] 62分
[概要] 1930年代の英国において、A.Freud およびM.Kleinを中心に創始された子どもの精神分析的心理療法について、彼女らの技法の相違点、およびM.Kleinの考える子どもの内的世界-不安、転移、解釈―などを包括的に概観し、現在に至る歴史を振り返ります。また、子どもの精神分析的心理理療法の実践における、外的枠組みやセラピストの内的枠組みについて、その歴史的概観を踏まえながら、現在の実践と課題をお話しします。
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ちょっと教えて、自己心理学!
[講師] 富樫公一 (甲南大学/栄橋心理相談室)
[時間] 48分
[概要] アナリスト視聴者の皆様からの「自己心理学」の基礎概念に関するご質問に、講師が直接ライブお答えしていくという企画です。2022/1/30にライブセミナーとして公開収録されたものを、一部編集してお届けしています(講師の回答部分のスライドも追加)。
自己心理学の基礎的な内容については、アナリスト自己心理学シリーズの講義動画も是非あわせてご視聴下さい。
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シャーンドル・フェレンツィの貢献
[講師] 森 茂起 (甲南大学)
[時間] 71分
[概要] 精神分析の初期に活躍した最も重要な分析家の一人であるシャーンドル・フェレンツィSándor Ferencziの生涯と、彼の最も重要な貢献について解説する。特に「攻撃者との同一化」の概念に見る、フェレンツィの洞察の天才性を理解することを主眼とする。
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自我心理学の展開
[講師] 妙木浩之 (南青山心理相談室/東京国際大学人間社会学部)
[時間] 78分
[概要] 米国の精神分析の歴史の一部に、自我心理学の発展がある。それは大きく分けて、ハルトマンの時代の理解、そして力動精神医学におけるラパポートの仕事の影響があるのだろう。ここでは、ハルトマンの仕事と、これを米国でまとめ上げる役割を果たしてきたメニンガー出身のラパポート、その影響と顛末についてお話していきたいと思う。自我心理学の完成が、どのような臨床理論を生み出していったか、というところまで、お話までしたいと思う。
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S. フロイト「ナルシシズムの導入に向けて」(1914年)を読む
[講師] 藤井あゆみ (同志社大学、ほか)
[時間] 85分
[概要] ジークムント・フロイトの1914年の論稿「ナルシシズムの導入にむけて」の概説。精神分析理論へのナルシシズム概念の導入は、フロイトの欲動論および自我論に大きな修正を迫ることになった。はたしてそれはいかなるものだったのだろうか。まずはフロイトのテクストに沿ってナルシシズムの概念の定義を明らかにし、その後、フロイト自らが刷新した点を確認する。
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フロイトを読む
[講師] 藤山直樹 (個人開業)
[時間] 63分
[概要] 精神分析を学ぶために先人の書いたものを読む必要があるのは当然です。しかし、フロイトを読むことは、彼が創始者として体験したことが反映されているという意味で独特の意義を持っています。そのガイドとなる講義です。
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ロールシャッハ法所見と精神分析的視点
[講師]  吉村聡(上智大学)
[時間]  71分
[概要] ロールシャッハ法の所見をまとめる上で必要な知識や工夫を説明する。精神分析を活用して「どのように検査結果を理解するのか」よりも、「どのようにまとめるのか」という問題に焦点づけることで、臨床に役立つ所見のあり方を考えていきたい。
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