(ふくもと・おさむ)
代官山心理・分析オフィス。恵泉女学園大学名誉教授。
タヴィストック・クリニック成人精神分析的心理療法課程修了。
国際精神分析協会正会員。日本精神分析協会訓練分析家。
主な著書に『現代クライン派精神分析の臨床』(金剛出版)、『精神分析の現場へ』(誠信書房)がある。

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メラニー・クライン入門〜その人物と業績

[講師] 福本 修 (代官山心理・分析オフィス/恵泉女学園大学)

 
[概要] Melanie Kleinの生涯と仕事の発展について、Melanie Klein Trustの資料およびWllcome財団所蔵のMelanie Klein Archiveを活用して概説する。彼女の背景には母娘関係の難しさがあり、彼女の心の理論には、最早期からの心の成長とそれを困難にする因子を捉えようとしている側面がある。またクラインの臨床素材から、より詳細な理解と探究が可能であることを例示する。
 
[公開日] 2022/1/4
[時間] 63分
[vimeo VOD内の動画番号] 26

vimeoサイトで視聴する→
 

フロイト『夢解釈』の世界

Sigmund Freudによる『夢解釈』は、精神分析の出発点と目されて、その生成過程に関しては、Fliessとの文通の中で行なわれた自己分析の文脈で理解されることが多い。それらは、後から振り返って見えることであり、誤りではないが、他の諸々の影響や関係を捨象している。この解説では、Freudの時代背景に即して、『夢解釈』がどのような世界から生まれたものであるかについてお話ししたい。

メラニー・クライン入門〜その人物と業績

Melanie Kleinの生涯と仕事の発展について、Melanie Klein Trustの資料およびWllcome財団所蔵のMelanie Klein Archiveを活用して概説する。彼女の背景には母娘関係の難しさがあり、彼女の心の理論には、最早期からの心の成長とそれを困難にする因子を捉えようとしている側面がある。またクラインの臨床素材から、より詳細な理解と探究が可能であることを例示する。